ZoneAlarm セキュリティ ソフトウェア バージョン 7.0 の Readme

2007 年 1 月 15 日

ZoneAlarm セキュリティ ソフトウェアをご購入頂きありがとうございます。この使いやすいインターネット セキュリティ製品は、インバウンドとアウトバウンドの両方のインターネット トラフィックを検出および制御し、既知と未知との脅威からお客様を保護します。

この Readme の最新のアップデートは、http://www.zonealarm.com/readme-v7_0 にあります。

この Readme の対象となる製品とバージョン

ZoneAlarm セキュリティ ソフトウェアとは、次の 5 つの ZoneAlarm セキュリティ ソフトウェア製品を意味します。

この Readme では、これらの製品のバージョン 7.0 に関する情報を提供します。

目次

ZoneAlarm セキュリティ ソフトウェア概要

ZoneAlarm セキュリティ ソフトウェアとは、コンピュータへの保護を順次強化していく 5 つの製品を意味します。

ZoneAlarm

ZoneAlarm は、基本的なファイアウォール保護と制限付きのメール保護を無償で提供します。

ZoneAlarm Antivirus

ZoneAlarm Antivirus は、ZoneAlarm にアンチウイルス保護を追加します。

ZoneAlarm Anti-Spyware

ZoneAlarm Anti-Spyware は、ZoneAlarm にスパイウェア保護を追加します。

ZoneAlarm Pro

ZoneAlarm Pro は、エキスパート ファイアウォール保護、エキスパート ファイアウォール ルール、外部からと外部へのメール保護、プライバシー コントロール、アンチスパイウェア、および個人情報盗難からの保護を提供します。

ZoneAlarm Security Suite

ZoneAlarm Security Suite は、ZoneAlarm Pro で使用可能な機能に加えて、インスタント メッセージング セキュリティ、Web フィルタリング、アンチウイルス保護、およびアンチスパイウェア保護を提供します。

ヘルプの入手方法

ZoneAlarm セキュリティ ソフトウェアの機能およびメニューに関するヘルプを表示するには、インターフェイスの右上にある [ヘルプ] ボタンをクリックします。[ヘルプ] ボタンをクリックしたときに開いていたパネルに対応するヘルプが表示されます。

ZoneAlarm セキュリティ ソフトウェアの警告に関するヘルプを入手するには、警告ボックスの [詳細情報] ボタンをクリックしてください。その警告が当社の SmartDefense Advisor Web サイトに送信され、ZoneAlarm のエキスパートからのアドバイスを受けることができます。

システム要件

サポートされるオペレーティング システム、ハードウェア要件、およびその他の情報:

サポートしている電子メール プロトコル

ZoneAlarm セキュリティ ソフトウェアは、次の電子メール プロトコルを保護します。

問題点のレポート方法

ZoneAlarm セキュリティ ソフトウェアで発生した問題をレポートするには、http://www.zonealarm.com/store/content/support/support.jsp にアクセスし、インシデント レポートを送信してください。

インストールとアンインストール

ZoneAlarm セキュリティ ソフトウェアの旧バージョンをコンピュータに既にインストールしている場合、ZoneAlarm セキュリティ ソフトウェアのインストール プログラムは、アップグレード インストール (既存の設定は保持されます) か、クリーン インストール (ファイアウォールやプログラム コントロールなどのセキュリティ設定を削除し、それらを ZoneAlarm のデフォルトに戻します) のどちらを実行するかを問い合わせます。

ZoneAlarm、ZoneAlarm Antivirus、ZoneAlarm Anti-Spyware、ZoneAlarm Security Suite、または ZoneAlarm Pro の旧バージョンからバージョン 7.0 にアップグレードするには、Zone Labs ソフトウェアの旧バージョンをアンインストールしなくても、ZoneAlarm セキュリティ ソフトウェアのインストール プログラムを実行できます。

旧バージョンで問題が発生していた場合は、クリーン インストールを行ってください。以前の設定を削除すると、プログラム設定などの設定がすべて失われ、製品を新たにインストールしたときの標準であるデフォルト設定に戻るので、必ず設定を保存しておいてください (有償の製品のみ、組み込みのバックアップおよび復元機能が使用できます)。

Windows 2000 または Windows XP 上でのインストール

Windows 2000、または XP マシンにインストールするには、管理者権限が必要です。システムに加えられた変更は、インストーラによってインストール ディレクトリ (デフォルトは C:\program files\zone labs\zonealarm) 内の INSTALL.LOG というファイルに記録されます。Zone Alarm Pro バージョン 3.7 以上では、アンインストーラを実行すると、セキュリティ設定を含めたすべての ZoneAlarm Pro ファイルが削除されます。

コンピュータの再起動

既存の ZoneAlarm 製品上にクリーン インストールまたはアップグレード インストールを実行した場合は、コンピュータを再起動する必要があります。

ZoneAlarm セキュリティ ソフトウェアの実行

デフォルトでは、コンピュータを起動するたびに、ZoneAlarm セキュリティ ソフトウェアが自動的に開始します。ZoneAlarm ソフトウェアを手動で起動するには、Windows の [スタート] メニューで、[すべてのプログラム]|[ZoneAlarm]|[ZoneAlarm セキュリティ] を選択します。

ライセンス: ライセンス キーと契約

ZoneAlarm セキュリティ ソフトウェアのライセンス キーにより、利用できるセキュリティ機能の種類が決まります。ライセンス キーがない場合、ZoneAlarm セキュリティ ソフトウェアは 15 日間の試用モードで実行されます。

ライセンス キーの状況の確認、またはライセンス キーの変更を行うには、[概要]|[製品情報] を選択し、[キーの変更] をクリックします。

既知の問題

このセクションでは、次の既知の問題について説明します。

アップグレード/互換性

  1. プロキシ設定を設定した場合は、変更を適用するために Zone Labs セキュリティ ソフトウェアを再起動する必要があります。 [20924]
  2. MailFrontier 迷惑メール防止ソフトウェアがインストールされているコンピュータ上に Zone Labs セキュリティ ソフトウェアをインストールすると、MailForntier の設定の一部が失われます。 [23315]
  3. プログラム許可によって許可されたトラフィックについては、エキスパート ルールでブロックされません。通信するためのプログラム許可を設定し、同時にエキスパート ルールを作成して通信をブロックするように設定した場合、プログラム許可が優先します。たとえば、「ping」プログラムを許可し、同時に ping 応答をブロックするルールを作成した上で、別のコンピュータに ping を送信した場合、応答は許可されます。ルールでは応答をブロックするように設定されていますが、プログラムに許可が与えられているため、(許可されている) 送信に対する応答は許可されます。 [26822]
  4. 新しいバージョンにアップグレードするときは、アップグレードを開始する前に、開いている試用のダイアログを閉じてください。 [40871]
  5. Flash のチュートリアルが最新ではありません。[CR00207455]

アンチウイルス/アンチスパイウェア

  1. 隔離されたスパイウェアを復元する場合、以前に復元されたスパイウェアを復元しようとすると、エラーが表示されることがあります。
  2. 隔離されたファイルの復元を試みる前に、そのファイルを収容するのに十分なディスクの空きスペースがコンピュータにあることを確認してください。 [40435]
  3. スキャン実行中にスキャン ウィンドウを終了した場合、同じスキャンのウィンドウを再度開くと、スキャン期間が正しく表示されない場合があります。CR00207934
  4. アンチウイルスやアンチスパイウェアのスキャン中に、ZoneAlarm のアップデートが起動する場合があります。これにより、誤ったスキャン結果につながる場合があります。アップデート後にスキャンを再実行してください。CR00207772
  5. 一覧表示のサイズが決められているため、すべてのデータが表示されない場合があります。一覧表示の右端を選択し、カラムを拡張してすべてのデータを表示してください。CR00207535
  6. スキャンにより多くのオブジェクトが検出され、すべてのオブジェクトの隔離を選択した場合、各アイテムの隔離が終了するごとに、ZoneAlarm のユーザ インターフェイスは更新されます。CR00207531
  7. セキュリティ スキャン時に無視するようにアイテムを設定した場合、[警告とログ] パネルのログ ビューアにこのアイテムは表示されません。CR00207421
  8. アップデートの進行状況のウィンドウをタスク バーに最小化すると、[アップデートの表示] ボタンをクリックしてもウィンドウが表示されません。ウィンドウを再度表示するには、タスク バーから [アップデート] ダイアログを選択してください。CR00207344
  9. スキャン済みファイルの回数が1つ以上ずれています。CR00207122
  10. ターゲット ファイルの権限により、AV スキャナがファイルにアクセスできない現象が発生します。CR00206763
  11. ごくまれに、起動時に [スキャン] パネルが読み込まれない場合があります。クライアントの再起動や、マシンの再起動を実行してください。CR00206728
  12. ZA (IClient) が、破壊された spyware.dat の欠落をチェックしません。CR00206627
  13. 最終スキャン時間がエラー表示される場合があります。CR00206605 
  14. 以前のスキャンのスパイウェア回数を引き継いだまま、新しいスパイウェア スキャンが実行されます。CR00206562 
  15. ZoneAlarm Antivirus は、「ウィルスではない」ファイルを含むアーカイブを自動的に隔離します。[CR00207999]
  16. ZoneAlarm は、プログラムをブロックする際も警告を表示しない場合があります。[CR00207952]

プライバシー

  1. Web フィルタリングとプライバシー保護が原因で、一部の画像が正常に表示されないことがあります。まれに、Web フィルタリングとプライバシー保護の両方が有効になっていると、一部の Web ページの画像が正常に表示されないことがあります。

MailSafe

  1. ファイル名に「.com」が含まれており、拡張子 .vcf が付けられたメール添付ファイルが隔離されません−Zone Labs セキュリティ ソフトウェアは、「.com」がファイル名に含まれている場合、.vcf ファイルを正しく隔離できません。たとえば、smith.com.vcf という名前の .vcf ファイルは、smith.z16.vcf にリネームされます。 [16046]
  2. 隔離された添付ファイルを Mozilla Thunderbird で開こうとした場合、MailSafe は警告ダイアログを表示しません。 [27411]

IM セキュリティ

  1. Yahoo メッセンジャーの接続が「プロキシを使用しない」に設定されている場合、IM セキュリティの [メイン] タブにある「プログラム履歴ログ」において常に「使用中」とはならないことがあります。 [35061]
  2. IM が HTTP プロトコル経由で接続されるように設定されている場合、IM セキュリティ コンポーネントでは保護されません。HTTP(S) を使用する Web ブラウザと同様に、TrueVector で保護されます。 [35
  3. IMSecurity が ON になっている場合、Windows Live Messenger は共有フォルダ ディレクトリを同期できません。[CR00207912]
  4. IMSecurity が ON になっている場合、Windows Live Messenger でメンバーの画像を表示できません。[CR00207910]
  5. Yahoo 8 IM ウィンドウでビデオ セッションをブロックする際、IMSecurity は警告を表示しません。 [CR00207600]112]

ハードウェア

  1. TabletPC のユーザは、wisptis.exe のトラスト レベルを手動で「スーパー」に設定しないと、ペンが作動しません。

サードパーティのソフトウェア

  1. XP 内蔵のファイアウォールが FTP を妨害します−XP 内蔵のファイアウォールは、Zone Labs セキュリティソフトウェアによるアクティブな FTP 通信の処理を妨害することがあります。その結果、外部からの FTP 通信が Zone Labs セキュリティ ソフトウェアにブロックされる可能性があります。この問題を解決するには、FTP をパッシブ モードで使用するか、XP のファイアウォールをオフにしてください。 [8456]
  2. Zone Labs セキュリティ ソフトウェアと Windows XP の GoToMyPC の問題−[... クライアントを保護する] オプションが選択された Windows XP マシンに接続した場合、そのホスト マシン上にある Zone Labs セキュリティ ソフトウェアのコントロール センタをリモート起動すると、キーボードとマウスのすべての操作がブロックされます。この問題を解決するには、ホスト マシンで [プログラム コントロール] から [プログラム] を選択し、[GoToMyPC 画面共有プラグイン] (g2host.exe) にトラスト ゾーンとインターネット ゾーンのアクセス権を与えてから、ホスト マシンを再起動します。 [14624]
  3. Zone Labs セキュリティ ソフトウェアと他のファイアウォール ソフトウェアを同時に実行すると、競合が発生することがあります−Zone Labs セキュリティ ソフトウェアと他の PC ファイアウォール製品 (PC-Cillin、Kerio、Sygate など) とを同時に実行しないことをお勧めします。 [12641, 17734]
  4. McAfee アンチウイルス ソフトウェアの特定のバージョンは、ZoneAlarm Antivirus および ZoneAlarm Security Suite との互換性がありません。Layered Service Provider (LSP) テクノロジを使用している McAfee のバージョンを使用している場合は、Zone Labs のアンチウイルス機能をオンにすることはできません。 [18034]
  5. Zone Labs ファイアウォール製品と Norton Internet Security (NIS) を同時に実行すると、HTML ページの表示に問題が発生することがあります。この問題を回避するには、NIS Personal Firewall を無効にします。 [23244]

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